問8
液体のアセトン1.2mgを捕集袋内の清浄空気中で気化させて、標準ガス50Lを調製した。アセトンの標準ガス濃度として、最も近い値は次のうちどれか。ただし、アセトンのモル質量は58.08g·mol⁻¹とする。また、調製した標準ガスの温度は25℃、圧力は1気圧とする。
- (1)1.0ppm
- (2)5.0ppm
- (3)10ppm
- (4)15ppm
- (5)20ppm
正答 (3)
アセトンの物質量を求め、気体の体積に直してから、50 L に対する割合を出します。
物質量 = 1.2 × 10⁻³ g ÷ 58.08 ≒ 2.07 × 10⁻⁵ mol、体積 = 2.07 × 10⁻⁵ × 24.45 ≒ 5.05 × 10⁻⁴ L
濃度 = 5.05 × 10⁻⁴ ÷ 50 ≒ 1.0 × 10⁻⁵ = 10 ppm
よって(3)が正しい値です。
この問題のひっかけパターン:捕集袋による標準ガス調製(計算)
液体の質量→mol→25℃で24.45L/molを掛けて蒸気の体積→希釈空気の体積で割ってppm。
なぜ?
デザイン・サンプリングの濃度換算と同じ計算。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第2回・2019年2月実施)