問19
職場環境における有害要因による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)腰痛予防のために、成人男子の労働者では、人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね40%以下となるようにする。
- (2)ノロウイルスによる食中毒は、食品、患者の嘔吐物などの飛沫から経口摂取されたウイルスが人間の小腸で増殖して起こる食中毒で、主として冬季に集団食中毒として多発する。
- (3)騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与え、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。
- (4)高気圧作業における減圧症は、急激な減圧に伴い、血液中や組織中に溶け込んでいた酸素の気泡化が関与して発生する。
- (5)電離放射線のばく露による皮膚障害は、急性障害に分類される確定的影響である。
正答 (4)
減圧症は、高い圧力のもとで血液や組織に溶け込んでいた窒素が、急な減圧で気泡になることで起こります。酸素とする選択肢4は誤りです。
この問題のひっかけパターン:減圧症は窒素の気泡
減圧症は、血液や組織に溶けていた窒素が、減圧で気泡になって起こる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)