作業環境測定士試験 過去問解説
平成28年度 第1回(2016年8月実施) 労働衛生一般 ランクB

問19

職場における有害因子に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)レーザー光線は、誘導放出による光の増幅によって人工的に作られた電磁波で、ばく露によって網膜の損傷を起こすことがある。
  2. (2)減圧症は、潜函作業者や潜水作業者などに発症するもので、高圧下作業からの急な減圧に伴い、血液中や組織中に溶け込んでいた酸素の気泡化により発生する。
  3. (3)ノロウイルスによる食中毒は、食品、患者の嘔吐物などの飛沫から経口摂取されたウイルスが人間の小腸で増殖して起こる食中毒で、主として冬季に集団食中毒として多発する。
  4. (4)低体温症は、低温下の作業で全身が冷やされ、体内温度が35℃程度以下に低下したとき発生し、意識消失、筋の硬直などの症状がみられる。
  5. (5)長時間の姿勢維持を伴うVDT作業などでは、持続的な筋収縮を必要とする等尺性収縮が主体となるため、血行不良や筋疲労が生じやすい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)