作業環境測定士試験 過去問解説
平成28年度 第1回(2016年8月実施) 鉱物性粉じん

問19

X線回折基底標準吸収補正法によって、粉じん中の石英を定量するための方法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)基底標準吸収補正法は、試料の後側に置いた基底標準物質のX線回折強度の変化量を基にして、分析試料のX線吸収量を補正する方法である。
  2. (2)基底標準物質として、フッ素樹脂加工グラスファイバーろ紙中のフッ素樹脂を用いることができる。
  3. (3)吸収補正を行うことにより、定量範囲は狭くなるが、マトリックスの吸収の影響を少なくすることができる。
  4. (4)検量線用標準フィルター試料は、ろ過材上の標準石英粒子の量をおよそ0.2~1.2mg/cm²までの7段階程度になるように作製する。
  5. (5)検量線は、縦軸にX線吸収補正係数を乗じた石英の回折線強度をとり、横軸に石英量をとって作成する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)