官能基と有機化合物の性質
分析に関する概論・原理・過去23回中7回、関連する論点が出題
原理
カルボキシ基(−COOH)は、カルボン酸、ヒドロキシ基(−OH)は、アルコール・フェノール、シアノ基(−CN)は、ニトリルの特徴。
この原理で解ける論点は9個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。
この原理で解ける問題(4問)
令和5年度 第1回(2023年8月実施)
分析に関する概論
得点必須A暗記で解く
有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)アセトニトリルは、-CN基をもっている。
- (2)酢酸は、-COOH 基をもっている。
- (3)トルエンは、-CH₃ 基をもっている。
- (4)ホルムアルデヒドは、>C=O 基をもっている。
- (5)ジエチルエーテルは、-OH 基をもっている。
正答 (5)
ジエチルエーテルがもつのは、酸素原子が2つの炭素にはさまれたエーテル結合(-O-)で、-OH 基(ヒドロキシ基)はもっていません。選択肢5は誤りです。
-OH 基をもつのはアルコールやフェノールです。エーテルは同じ酸素を含みますが、水素と結合していない点が違います。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「官能基と化合物の対応」(過去23回中9回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:官能基と有機化合物の性質(過去23回中7回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「アセトニトリルは、-CN基をもっている。」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (2)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「酢酸は、-COOH基をもっている。」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (3)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:1回論点「トルエンは、-CH₃基をもっている。」
- (4)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「ホルムアルデヒドは、>C=O基をもっている。」
- (5)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「ジエチルエーテルは、-OH基をもっている。(誤りの記述)」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
-OH:アルコール・フェノール、-CHO:アルデヒド、C=O:ケトン、-COOH:カルボン酸、-NH₂:アミン、-CN:ニトリル、-O-:エーテル。
なぜ?名前の語尾(〜オール、〜アール、〜オン)と官能基が対応している。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)
令和4年度 第1回(2022年8月実施)
分析に関する概論
得点必須A暗記で解く
有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)フェノールは、-OH基をもっている。
- (2)カルボン酸は、-COOH基をもっている。
- (3)アルデヒドは、-CHO基をもっている。
- (4)ケトンは、>CO基をもっている。
- (5)アミンは、-CN基をもっている。
正答 (5)
アミンがもつのは、アミノ基(-NH₂ など)です。-CN 基(シアノ基、ニトリル基)をもつのはニトリルなので、選択肢5は誤りです。
フェノールの -OH(選択肢1)、カルボン酸の -COOH(選択肢2)、アルデヒドの -CHO(選択肢3)、ケトンの >CO(選択肢4)は、いずれも正しい組合せです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「官能基と化合物の対応」(過去23回中9回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:官能基と有機化合物の性質(過去23回中7回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:4回論点「フェノールは、-OH基をもっている。」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (2)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)論点「カルボン酸は、-COOH基をもっている。」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (3)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「アルデヒドは、-CHO基をもっている。」
- (4)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「ケトンは、>CO基をもっている。」
- (5)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中2回出題(出題確率9%)論点「アミンは、-CN基をもっている。(誤りの記述)」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
-OH:アルコール・フェノール、-CHO:アルデヒド、C=O:ケトン、-COOH:カルボン酸、-NH₂:アミン、-CN:ニトリル、-O-:エーテル。
なぜ?名前の語尾(〜オール、〜アール、〜オン)と官能基が対応している。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)
令和2年度 第2回(2021年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A暗記で解く
有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)フェノールは、-OH 基をもっている。
- (2)カルボン酸は、-COOH 基をもっている。
- (3)アルデヒドは、-CHO 基をもっている。
- (4)ケトンは、>C=O 基をもっている。
- (5)アミンは、-CN 基をもっている。
正答 (5)
アミンは、アミノ基(-NH₂ など)をもつ化合物です。-CN 基(ニトリル基)をもつのはニトリル(アセトニトリルなど)なので、選択肢5は誤りです。
アミン(-NH₂)とニトリル(-CN)は、どちらも窒素を含むので混同しやすい官能基です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「官能基と化合物の対応」(過去23回中9回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:官能基と有機化合物の性質(過去23回中7回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:4回論点「フェノールは、-OH基をもっている。」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (2)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)論点「カルボン酸は、-COOH基をもっている。」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (3)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「アルデヒドは、-CHO基をもっている。」
- (4)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:5回論点「ケトンは、>CO基をもっている。」
- (5)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中2回出題(出題確率9%)論点「アミンは、-CN基をもっている。(誤りの記述)」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
-OH:アルコール・フェノール、-CHO:アルデヒド、C=O:ケトン、-COOH:カルボン酸、-NH₂:アミン、-CN:ニトリル、-O-:エーテル。
なぜ?名前の語尾(〜オール、〜アール、〜オン)と官能基が対応している。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)
令和元年度 第2回(2020年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A暗記で解く
有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)アルコールは、-OH 基をもっている。
- (2)カルボン酸は、-COOH 基をもっている。
- (3)アルデヒドは、-CN 基をもっている。
- (4)ケトンは、>C=O 基をもっている。
- (5)第一アミンは、-NH₂ 基をもっている。
正答 (3)
アルデヒドがもつのは、-CHO 基(アルデヒド基)です。-CN 基はニトリルの官能基なので、選択肢3は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「官能基と化合物の対応」(過去23回中9回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:官能基と有機化合物の性質(過去23回中7回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)論点「アルコールは、-OH基をもっている。」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (2)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)論点「カルボン酸は、-COOH基をもっている。」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (3)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「アルデヒドは、-CN基をもっている。(誤りの記述)」原理「官能基と有機化合物の性質」:全23回中7回出題
- (4)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:5回論点「ケトンは、>CO基をもっている。」
- (5)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)論点「第一アミンは、-NH₂基をもっている。」
-OH:アルコール・フェノール、-CHO:アルデヒド、C=O:ケトン、-COOH:カルボン酸、-NH₂:アミン、-CN:ニトリル、-O-:エーテル。
なぜ?名前の語尾(〜オール、〜アール、〜オン)と官能基が対応している。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第2回・2020年2月実施)