作業環境測定士試験 過去問解説

保持時間と溶出順

分析に関する概論・原理・過去23回中5回、関連する論点が出題

原理

カラム温度が高いほど、保持時間は短い。無極性カラムでは、沸点の低い順に溶出し、極性の高い物質は、保持が弱く、テーリングしやすい。

この原理で解ける論点は3個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和6年度 第2回(2025年2月実施) 分析に関する概論 得点必須Aトレンド

問18

キャピラリーガスクロマトグラフ分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)移動相の流速には最適値がある。
  2. (2)カラムの内径が小さいほど、理論段数は大きくなる。
  3. (3)カラムの長さが長くなるほど、理論段数は大きくなる。
  4. (4)極性液相を用いると、極性官能基を有する化合物の溶出が早くなる。
  5. (5)無極性液相を用いると、飽和炭化水素化合物はほぼ沸点の低い順に溶出する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)