作業環境測定士試験 過去問解説

吸光光度分析法による有機溶剤濃度(ppm)の計算

ランクB 有機溶剤・2回出題

正しい理解

標準液と試料液の吸光度の比で濃度を求め、捕集液全体の量÷吸引空気量でppmに換算する。

このひっかけパターンが出た問題

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 有機溶剤 何とか得点B

問19

有機溶剤 A の空気中濃度を吸光光度分析法で測定した。小型ガス吸収管に捕集液 4.0 mL を入れ、100 mL・min⁻¹ の流量で試料空気を10分間吸引した。この捕集液のうちの 1.0 mL をとり、発色試薬 5.0 mL を加えて測定し、吸光度0.32 を得た。一方、A の濃度が 10 µg・mL⁻¹ の標準液 1.0 mL に発色試薬 5.0 mL を加え、測定したところ吸光度 0.12 を得た。A の空気中濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、捕集前後で捕集液量は変化しないものとし、かつ、捕集率は 100 %とする。A のモル質量を 106 g・mol⁻¹ 、また、25 ℃ 、1気圧下とする。

  1. (1)12 ppm
  2. (2)25 ppm
  3. (3)50 ppm
  4. (4)100 ppm
  5. (5)200 ppm

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 有機溶剤 何とか得点B

問19

有機溶剤Aの空気中濃度を吸光光度分析法で測定した。ミゼットインピンジャーに捕集液 10.0 mL を入れ、流量 1.0 L・min⁻¹ で試料空気を10分間吸引した。この捕集液のうちの 4.0 mL をとり、発色試薬 1.0 mL を加えて測定し、吸光度 0.30 を得た。一方、Aの濃度が 10 µg・mL⁻¹ の標準液 4.0 mL に発色試薬 1.0 mL を加え、測定したところ吸光度 0.54 を得た。有機溶剤Aの空気中濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。なお、捕集前後で捕集液の体積は変化しないものとし、捕集率は 100%とし、Aのモル質量を 90 g・mol⁻¹ とする。また、25 ℃、1気圧下とする。

  1. (1)1.5 ppm
  2. (2)2.5 ppm
  3. (3)3.5 ppm
  4. (4)4.5 ppm
  5. (5)5.5 ppm

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)