問11
同族化合物の複数成分からなる試料を分析する際の、ガスクロマトグラフのカラム温度に関する次の記述の㋑から㋩までの[ ]に入る語句の組合せとして、正しいものは下のうちどれか。「カラム温度は分析対象物質の沸点を基にして決められるが、カラム温度が[㋑]ほど試料成分の保持時間が[㋺]なり、試料成分の分離は[㋩]なる。」
| ㋑ | ㋺ | ㋩ | |
|---|---|---|---|
| (1) | 低い | 長く | 良く |
| (2) | 低い | 短く | 悪く |
| (3) | 高い | 短く | 良く |
| (4) | 高い | 長く | 悪く |
| (5) | 高い | 長く | 良く |
正答 (1)
カラム温度が低いほど、試料成分が固定相に長く留まるので、保持時間が長くなります。その結果、成分どうしの保持時間の差が大きくなり、分離は良くなります。よって(1)です。ただし、温度を下げすぎると、分析に時間がかかり、ピーク幅も広がります。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「カラム温度が低いほど保持時間は長く分離は良くなる」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
この問題のひっかけパターン:カラム温度が低いほど保持時間は長く分離は良くなる
カラム温度が低いほど、試料成分が固定相に長く留まるので、保持時間が長くなります。その結果、成分どうしの保持時間の差が大きくなり、分離は良くなります。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)