問8
固定相液体としてメチルシリコン系の無極性カラムを用いたガスクロマトグラフ分析法において、保持時間の最も長い有機溶剤は、次のうちどれか。
- (1)酢酸メチル
- (2)イソプロピルアルコール
- (3)n-ヘキサン
- (4)シクロヘキサノン
- (5)アセトン
正答 (4)
メチルシリコン系の無極性カラムでは、成分は、おおよそ沸点の低いものから順に溶出します。沸点は、アセトン約56℃、酢酸メチル約57℃、n-ヘキサン約69℃、イソプロピルアルコール約82℃、シクロヘキサノン約156℃です。保持時間が最も長いのは、沸点が最も高いシクロヘキサノンで、(4)です。(沸点は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「PEG20Mカラムでトルエンより保持時間の長い溶剤(シクロヘキサノンなど)」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
この問題のひっかけパターン:PEG20Mカラムでトルエンより保持時間の長い溶剤(シクロヘキサノンなど)
メチルシリコン系の無極性カラムでは、成分は、おおよそ沸点の低いものから順に溶出します。沸点は、アセトン約56℃、酢酸メチル約57℃、n-ヘキサン約69℃、イソプロピルアルコール約82℃、シクロヘキサノン約156℃です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)