問4
有機溶剤の捕集に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)真空捕集瓶は、捕集瓶内の圧力を 13.3 kPa以下にしたものを使用する。
- (2)真空捕集瓶のコックには、グリースは使用しない。
- (3)流量計の校正には、基準流量計として、石けん膜流量計を用いることができる。
- (4)校正した流量計を用いても、捕集装置の圧力損失が著しく大きいと、差圧計の値を用いた流量補正が必要な場合がある。
- (5)捕集袋により試料を採取する場合には、内容積 5 L以上のものを用いる。
正答 (1)
真空捕集瓶は、瓶内の圧力を1.33 kPa以下に減圧して使います。「13.3 kPa以下」とする選択肢1は誤りです。
コックのすり合わせ部には、グリースを使いません。流量計の校正には、石けん膜流量計を基準流量計として使えます。捕集装置の圧力損失が著しく大きいときは、差圧計の値による流量補正が必要になることがあります。捕集袋は、5 L以上のものを使います。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(A・B測定編 上)』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、正答の選択肢が、過去に複数回出題されており、押さえておけば、正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- (1)誤った記述正答(過去に複数回出題):全12回中2回出題(出題確率17%)
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中2回出題(出題確率17%)
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中5回出題(出題確率42%)
- (4)正しい記述頻出のおとり:全12回中2回出題(出題確率17%)
- (5)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)
この問題のひっかけパターン:真空捕集びんの圧力は1.33 kPa以下
真空捕集瓶は、瓶内の圧力を1.33 kPa以下に減圧して使います。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)