作業環境測定士試験 過去問解説

定量下限は標準偏差の10倍(3倍は検出下限)

ランクB 有機溶剤・2回出題

正しい理解

ガスクロマトグラフ分析法の定量下限は、管理濃度の1/10に相当する標準試料を、5回以上繰り返して分析し、標準偏差を求め、その10倍(10σ)に相当する濃度とします。同様の記述は、令和7年度第1回にも出題されています(出題実績)。

このひっかけパターンが出た問題

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 有機溶剤 何とか得点B

問8

ガスクロマトグラフ分析法の定量下限を求める次の手順のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)標準液を調製し、検量線を作成する。
  2. (2)管理濃度の1/10倍の標準ガスを捕集して得られる最終試料液濃度になるように調整した標準試料を調製する。
  3. (3)標準試料を5回繰り返し分析し、濃度を検量線から求める。
  4. (4)標準試料の測定濃度から標準偏差を求める。
  5. (5)標準偏差の3倍に相当する濃度を定量下限とする。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 有機溶剤 何とか得点B

問9

ガスクロマトグラフ分析法の検出下限及び定量下限を求める次の手順のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)管理濃度の1/10に相当する標準試料を調製する。
  2. (2)標準試料を5回分析し、濃度を検量線から求める。
  3. (3)標準試料の濃度の測定値から平均値と標準偏差を求める。
  4. (4)標準偏差の3倍に相当する濃度を検出下限とする。
  5. (5)標準偏差の5倍に相当する濃度を定量下限とする。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)