問3
次の有機溶剤について、1気圧における沸点が 70 ℃ 以下であるもののうち、25 ℃ における蒸気圧が最も小さいものはどれか。
- (1)アセトン
- (2)酢酸イソプロピル
- (3)テトラヒドロフラン
- (4)1,1,1-トリクロロエタン
- (5)二硫化炭素
正答 (3)
沸点が70℃以下の有機溶剤は、アセトン(約56℃)、テトラヒドロフラン(約66℃)、二硫化炭素(約46℃)です。酢酸イソプロピル(約89℃)と1,1,1-トリクロロエタン(約74℃)は、70℃を超えます。
この3つのうち、沸点が最も高いテトラヒドロフランが、25℃の蒸気圧が最も小さいので、(3)です。(沸点は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「水と任意の割合で混ざる溶剤(テトラヒドロフランなど)」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
この問題のひっかけパターン:水と任意の割合で混ざる溶剤(テトラヒドロフランなど)
沸点が70℃以下の有機溶剤は、アセトン(約56℃)、テトラヒドロフラン(約66℃)、二硫化炭素(約46℃)です。酢酸イソプロピル(約89℃)と1,1,1-トリクロロエタン(約74℃)は、70℃を超えます。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)