問5
固体捕集法-ガスクロマトグラフ分析法に関する次の記述の㋑から㋩のに入る語句の組合せとして、不適当なものは下のうちどれか。「作業環境空気中の[㋑]は[㋺]に捕集し、[㋩]で脱着して得た試料液を、ガスクロマトグラフに導入して定量する。」
| ㋑ | ㋺ | ㋩ | |
|---|---|---|---|
| (1) | トルエン | 活性炭管 | 二硫化炭素 |
| (2) | メチルエチルケトン | シリカゲル管 | アセトン |
| (3) | イソプロピルアルコール | 活性炭管 | N,N-ジメチルホルムアミド |
| (4) | メタノール | シリカゲル管 | 精製水 |
| (5) | n-ヘキサン | 活性炭管 | 精製水 |
正答 (5)
活性炭管に捕集した無極性の有機溶剤(n-ヘキサンなど)は、二硫化炭素で脱着します。精製水では、活性炭に吸着した無極性の溶剤を脱着できません。選択肢5の「n-ヘキサン/活性炭管/精製水」は不適当です。
トルエン/活性炭管/二硫化炭素、メチルエチルケトン/シリカゲル管/アセトン、イソプロピルアルコール/活性炭管/N,N-ジメチルホルムアミド、メタノール/シリカゲル管/精製水は、いずれも適当な組合せです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、全12回中5回出題されており、解き方を押さえれば、確実に得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中5回出題(出題確率42%)
この問題のひっかけパターン:n-ヘキサンなどの無極性溶剤は活性炭管・二硫化炭素で脱着(精製水ではない)
活性炭管に捕集した無極性の有機溶剤(n-ヘキサンなど)は、二硫化炭素で脱着します。精製水では、活性炭に吸着した無極性の溶剤を脱着できません。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)