問6
固体捕集法-ガスクロマトグラフ分析法に関する次の記述の㋑から㋩のに入る語句の組合せとして、不適当なものは下のうちどれか。「環境空気中の[㋑]は[㋺]に捕集し、[㋩]で脱着して得た試料液を、ガスクロマトグラフに導入して定量する。」
| ㋑ | ㋺ | ㋩ | |
|---|---|---|---|
| (1) | N,N-ジメチルホルムアミド | 活性炭管 | アセトン |
| (2) | メチルエチルケトン | シリカゲル管 | アセトン |
| (3) | イソプロピルアルコール | 活性炭管 | 酢酸 n-ブチル |
| (4) | メタノール | 活性炭管 | 精製水 |
| (5) | アセトン | シリカゲル管 | メタノール |
正答 (4)
メタノールのように、極性が高く低沸点の溶剤は、シリカゲル管に捕集して、精製水で脱着します。「メタノール/活性炭管/精製水」とする選択肢4は不適当です。活性炭に吸着した溶剤を、精製水で脱着することはできません。
同様の組合せは、令和5年度第1回の問題にも、「メタノール/シリカゲル管/精製水」が、適当な組合せとして出題されています(出題実績)。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、全12回中5回出題されており、解き方を押さえれば、確実に得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中5回出題(出題確率42%)
この問題のひっかけパターン:メタノールは活性炭管ではなくシリカゲル管(脱着は精製水)
メタノールのように、極性が高く低沸点の溶剤は、シリカゲル管に捕集して、精製水で脱着します。活性炭に吸着した溶剤を、精製水で脱着することはできません。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)