問9
作業環境測定の一般的事項に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)25 ℃、1気圧におけるガス又は蒸気の1モルの体積は、22.4 L である。
- (2)空気中に存在する有害物質の濃度は、質量濃度又は体積分率で表す。
- (3)空気中の有害物質は、粒子、ガス又は蒸気の状態で存在する。
- (4)標準液の濃度は、所定の濃度に厳密に合わせる必要はない。
- (5)標準系列液は、原則的に保管はしない。
正答 (1)
ガスや蒸気の1モルの体積は、25℃、1気圧で約24.45 Lです。22.4 Lは、0℃、1気圧のときの値です。選択肢1は誤りです。
空気中の濃度は、質量濃度(mg/m³)または体積分率(ppm)で表します。標準液の濃度は、厳密に合わせなくても、実際の濃度が正確にわかっていればよく、標準系列液は、原則として、保管せずに使うたびに調製します。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、正答の選択肢が、過去に複数回出題されており、押さえておけば、正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- (1)誤った記述正答(過去に複数回出題):全12回中2回出題(出題確率17%)
- (2)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中2回出題(出題確率17%)
- (4)正しい記述頻出のおとり:全12回中2回出題(出題確率17%)
- (5)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)
この問題のひっかけパターン:25℃・1気圧の気体1 molの体積は24.45 L(22.4 Lではない)
ガスや蒸気の1モルの体積は、25℃、1気圧で約24.45 Lです。22.4 Lは、0℃、1気圧のときの値です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)