作業環境測定士試験 過去問解説

溶血性貧血・尿の赤色化の原因物質

ランクA 労働衛生一般・3回出題

正しい理解

溶血性貧血と尿の赤色化はヒ化水素(アルシン)。ベリリウムやインジウムの主な障害は肺。

この罠が狙われた問題

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 労働衛生一般 ランクA

問9

金属及びその化合物による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)カドミウム中毒では、上気道炎、肺炎、腎機能障害などがみられる。
  2. (2)ヒ素中毒では、角化症、黒皮症などの皮膚障害、鼻中隔穿孔などの障害がみられる。
  3. (3)ベリリウム中毒では、溶血性貧血、尿の赤色化などの症状がみられる。
  4. (4)マンガンの慢性中毒では、神経質になるなどの精神症状のほか、歩行障害、発語障害、筋緊張亢進といった症状がみられる。
  5. (5)クロム酸や重クロム酸は、皮膚に接触すると充血や潰瘍を生じるほか、長期間のばく露によって肺がんなどを生じる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和5年度 第2回(2024年2月実施) 労働衛生一般 ランクA

問9

金属及びその化合物による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)インジウム化合物では、溶血性貧血、尿の赤色化などの症状がみられるほか、肺に肉芽腫を生じることがある。
  2. (2)クロム化合物のうち、クロムが6価のものはヒトへの発がん性がある。
  3. (3)コバルト及びその無機化合物は、アレルギー性皮膚炎、間質性肺炎などを引き起こす。
  4. (4)無機ニッケル化合物では、気管支喘息や接触皮膚炎などのアレルギー症状や腎機能障害を生ずる。
  5. (5)マンガンは、脳に沈着しやすく、中毒症状として、歩行障害、発語異常、筋緊張亢進などがみられる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)