問18
労働衛生保護具に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)呼吸用保護具のうち、厚生労働大臣の規格が定められているものは、全て型式検定の対象である。
- (2)送気マスクは、清浄な空気をパイプ、ホース等により作業者に供給する自給式呼吸器である。
- (3)防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具と吸気補助具付き防じんマスクは、いずれも小型の電動送風機を使用して、面体内に清浄な空気を送るものであるが、吸気補助具付き防じんマスクは、面体内が陽圧に保たれない場合がある。
- (4)化学防護手袋の耐透過性のクラスは、耐透過性が最も低いクラス1から最も高いクラス6までに分類されている。
- (5)聴覚保護具には耳栓とイヤーマフがあるが、非常に強烈な騒音がある場合には、両者を併用してもよい。
正答 (2)
送気マスクは、清浄な空気をホースなどで外部から作業者に送るマスクです。空気ボンベを背負って空気を供給する空気呼吸器などが「自給式呼吸器」で、送気マスクは自給式ではありません。選択肢2は誤りです。
酸素欠乏の場所で使えるのは、送気マスクと自給式呼吸器です。空気をどこから得るか(外部から送るか、自分で持つか)で、両者を区別しましょう。
この問題で狙われた罠:送気マスク・空気呼吸器(酸欠場所の保護具)
酸欠場所で使えるのは送気マスクと自給式呼吸器(空気呼吸器など)。電動ファン付き呼吸用保護具や防毒マスクは不可。ホースマスクは自然の大気、エアラインマスクは圧縮空気が空気源。
なぜ?
周囲の空気をろ過する保護具は、酸素が足りない空気には無力。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)