作業環境測定士試験 過去問解説

硫化水素の性質と健康影響

ランクA 労働衛生一般・3回出題

正しい理解

硫化水素は無色・腐卵臭で空気より重く、高濃度では嗅覚が麻痺する。主な障害は呼吸麻痺など。

この罠が狙われた問題

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 労働衛生一般 ランクA

問14

酸素欠乏症及び硫化水素中毒等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)酸素欠乏症が現れる酸素濃度には個人差が大きく、貧血がある者や心肺機能が低下している者は、少しの酸素濃度の低下でも重い症状が現れることがある。
  2. (2)酸素欠乏症の初期の症状としては、顔面の蒼白又は紅潮、脈拍や呼吸数の増加、発汗、よろめき、めまい、頭痛などが認められる。
  3. (3)硫化水素による眼の障害としては、掻痒感、痛み、腫脹などがあり、その濃度及びばく露期間により、角膜上皮細胞の破壊、角膜びらんなどを生じる。
  4. (4)硫化水素は 700 ppmを超えるばく露で呼吸麻痺を起こし、1000 ppmでは死に至る。
  5. (5)硫化水素は、腎臓や肝臓に障害を引き起こすほか、生殖毒性があるとされている。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)