作業環境測定士試験 過去問解説

音の物理(0dB・距離減衰・伝わり方)

ランクA 労働衛生一般・3回出題

正しい理解

0dBは無音ではなく基準の音圧。点音源では距離が2倍で約6dB下がる。

この罠が狙われた問題

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 労働衛生一般 ランクA

問13

音及び騒音に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)音は、空気中よりも水中の方が速く伝わるが、水中では空気中に比べ減衰しやすく、遠くまでは届かない。
  2. (2)音源を点音源とみなすことができ、音を反射する物体がない広い空間では、音源からの距離が2倍になると、音圧レベルは約 6 dB小さくなる。
  3. (3)ヒトが聴くことができる最も小さな音圧とされる20 μPaを音圧レベルで表すと0dBとなり、これより小さい音圧の音圧レベルはマイナスの値となる。
  4. (4)騒音の作業環境測定において、A 測定及び B 測定を行った結果、第Ⅰ管理区分となるのは、A 測定平均値及び B 測定値がいずれも 85 dB未満の場合のみである。
  5. (5)難聴には、感音性難聴と伝音性難聴があるが、騒音性難聴は、内耳の障害によって起こる感音性難聴である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)

令和7年度 第2回(2026年2月実施) 労働衛生一般 ランクA

問13

音及び騒音に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)音の速さは、音の波長や振幅には関係ないが、伝わる媒質の温度や種類によって異なり、空気中では温度が高い方が速く、空気中よりも水中の方が速い。
  2. (2)音源を点音源とみなすことができ、音を反射する物体がない広い空間では、音源からの距離が2倍になると、音圧レベルは1/2となる。
  3. (3)騒音の作業環境測定で A 測定及び B 測定を行い、B 測定の結果が 85 dB以上であった場合、A 測定の結果にかかわらず、この単位作業場所は第Ⅰ管理区分となることはない。
  4. (4)騒音性難聴は、騒音によって、内耳にある蝸牛の中の有毛細胞が変性することによって起こる不可逆的な聴力低下である。
  5. (5)騒音性難聴の初期には 4000 Hz付近の音を中心として聴力が低下するが、会話音域の聴力にはほとんど影響がないため、難聴であることを自覚しにくい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)