問2
「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)」で定める絵表示に関する次の記述において、㋑から㋩の[ ]に入る絵表示の組合せとして、正しいものは下のうちどれか。ただし、絵表示の枠は赤色とする。「複数の危険有害性を有する化学品の場合、複数の絵表示を付すことが原則であるが、「健康に対する有害性」の絵表示には優先順位がある。例えば、急性毒性(区分1~区分3)に関する[㋑]の絵表示を付した場合、他に特定標的臓器毒性(反復ばく露)があれば[㋺]の絵表示は付すが、急性毒性(区分4)のほか皮膚刺激性や眼刺激性などを表す[㋩]の絵表示は、急性毒性(区分4)、皮膚刺激性、眼刺激性などがあっても付さない。」

- (1)図の1
- (2)図の2
- (3)図の3
- (4)図の4
- (5)図の5
正答 (4)
GHS の健康有害性の絵表示には優先順位があり、より重い絵表示を付けたときは、軽い区分を表す絵表示を省きます。
㋑ 急性毒性(区分1〜3)は「どくろ」、㋺ 特定標的臓器毒性(反復ばく露)は「健康有害性(人の上半身)」、㋩ 急性毒性(区分4)や皮膚刺激性・眼刺激性は「感嘆符」です。どくろを付けたときは感嘆符を付けませんが、健康有害性の絵表示は表す内容が違うので併せて付けます。よって、正しい組合せは(4)です。
腐食性(試験管から液が垂れる絵)は、皮膚腐食性や眼に対する重篤な損傷を表す絵表示で、刺激性の感嘆符とは別物です。選択肢に混ぜてあるので取り違えに注意しましょう。
この問題で狙われた罠:GHS絵表示と危険有害性クラス
絵表示と危険有害性クラス(急性毒性、発がん性など)の対応を押さえる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)