作業環境測定士試験 過去問解説

表示単位と質量濃度変換係数

ランクA デザイン・サンプリング・3回出題

正しい理解

質量濃度変換係数は K = C(質量濃度)÷ R(相対濃度)。圧電天秤方式は表示がmg/m³でも、変換係数は必要。

なぜそうなるのか

校正に使った粒子と現場の粉じんでは性質が違うため、現場ごとに併行測定で合わせる。

この罠が狙われた問題

令和8年度 第1回(2026年8月実施) デザイン・サンプリング ランクA

問14

相対濃度指示方法による測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)相対濃度計の感度校正には、粒径0.3µmのステアリン酸粒子が用いられる。
  2. (2)作業環境測定において、相対濃度指示方法による測定対象となるのは、鉱物性粉じんに係る測定のみである。
  3. (3)同じ個数濃度であれば、粒径5µmの粉じん粒子の散乱強度は、粒径 0.3µmの粉じん粒子の散乱強度よりも大きい。
  4. (4)A 測定では、1単位作業場所における採取開始から終了までの時間は、試料採取の間隔を調整することにより1時間以上になるようにする。
  5. (5)光散乱方式の相対濃度計では、測定値は cpmで表示されるが、圧電天秤方式の相対濃度計では、測定値は質量濃度と同じmg / m³ で表示されるため、質量濃度変換係数を求める必要はない。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)