問6
有害物質の物性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)石英は、遊離けい酸である。
- (2)フッ化水素の気体の密度は、空気より大きい。
- (3)コールタールは、常温・常圧で液体である。
- (4)正長石は、遊離けい酸ではない。
- (5)アセトンは、n-ヘキサンよりも極性が高い。
正答 (2)
フッ化水素の分子量は約 20 で、空気の平均分子量(約 29)より小さいので、気体の密度は空気より小さくなります。選択肢2は誤りです。
気体の密度は分子量に比例します。分子量が29より小さい気体(フッ化水素、アンモニア、メタンなど)は空気より軽く、大きい気体(硫化水素、塩素、多くの有機溶剤の蒸気など)は空気より重くなります。
この問題で狙われた罠:蒸気の密度(空気より重いか)
空気の平均分子量(約29)と比べる。多くの有機溶剤は重く床付近にたまる。フッ化水素(20)やシアン化水素(27)は軽い。
なぜ?
同じ温度・圧力なら気体の密度は分子量に比例する。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)