作業環境測定士試験 過去問解説

MOCAの捕集(ろ過+固体捕集)

ランクC デザイン・サンプリング・1回出題

正しい理解

MOCA(3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン)は、粒子と蒸気の両方で存在するので、ろ過捕集のみでは足りず、ろ過材と固体捕集層を組み合わせて捕集する。

なぜそうなるのか

粒子と蒸気が共存する物質は、ろ過+固体捕集(4-1)。

このひっかけパターンが出た問題

令和4年度 第1回(2022年8月実施) デザイン・サンプリング ランクC

問19

環境空気中の有害物質の捕集に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)光散乱方式の相対濃度計を用いて屋内作業場の鉱物性粉じんを測定する場合には、相対濃度計の吸引口に分粒装置を接続せずに測定する。
  2. (2)インジウム化合物の捕集には、分粒装置付きの捕集装置を用いる。
  3. (3)メンブランフィルターは、ガラス繊維ろ紙に比べて、粉じんの堆積による通気抵抗の増加が大きい。
  4. (4)3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)の捕集には、ろ過捕集法を用いる。
  5. (5)水銀は、金添着珪藻土吸着剤を用いて、金アマルガムとして捕集することができる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)