作業環境測定士試験 過去問解説

拡散による捕集と流速

ランクB デザイン・サンプリング・2回出題

正しい理解

拡散による捕集率は、ろ過流速が遅いほど高い。

なぜそうなるのか

流速が遅いほど粒子が繊維の近くに長くとどまり、ブラウン運動で繊維に触れやすい。

この罠が狙われた問題

令和7年度 第2回(2026年2月実施) デザイン・サンプリング ランクB

問12

ろ過捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)石綿粉じんの捕集には、オープンフェース型ホルダーを用いる。
  2. (2)鉱物性粉じん中に含まれる遊離けい酸の分析に用いるサンプルの捕集には、分粒装置付きホルダーを用いる。
  3. (3)グラスファイバーフィルターによる微細粒子の捕集では、ろ過流速が速いほど、拡散作用による捕集率は増加する。
  4. (4)一般に、フィルターによる粒子の捕集率は、粒径が 0.1 ~ 0.3 µm程度の粒子で最も低くなる。
  5. (5)石綿粉じんの捕集にはメンブランフィルターが、鉱物性粉じんの捕集にはグラスファイバーフィルターが用いられる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)