作業環境測定士試験 過去問解説

遊離けい酸の試料は分粒装置付きで採る

ランクA デザイン・サンプリング・3回出題

正しい理解

遊離けい酸分析用の試料は分粒装置付きのホルダーで採る(オープンフェースではない)。

なぜそうなるのか

じん肺を起こすのは肺の奥まで届く吸入性の粒子だから。

この罠が狙われた問題

令和5年度 第1回(2023年8月実施) デザイン・サンプリング ランクA

問12

ろ過捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ガラス繊維ろ紙による微細粒子の捕集では、ろ過流速が速いほど、拡散作用による捕集率は減少する。
  2. (2)メンブランフィルターは、ガラス繊維ろ紙に比べて、粉じんの堆積による通気抵抗の増加が大きい。
  3. (3)鉱物性粉じん中に含まれる遊離けい酸の分析に用いるサンプルの捕集には、オープンフェース型ホルダーを用いる。
  4. (4)一般に、ろ紙による粒子の捕集率は、粒径 0.1 ~ 0.3 µm程度の粒子で最も低くなる。
  5. (5)粒径が 0.1 µmよりも小さな粒子のろ過材による捕集では、慣性効果よりも拡散効果による捕集の割合が大きい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)