作業環境測定士試験 過去問解説

ポアサイズの意味

ランクA デザイン・サンプリング・4回出題

正しい理解

ポアサイズは捕集できる最小粒径ではない。それより小さい粒子も慣性・さえぎり・拡散で捕集される(0.8µmで0.3µmもよく捕る)。

なぜそうなるのか

フィルターは“ふるい”ではなく、繊維や孔の壁に粒子がぶつかって捕まる仕組み。

この罠が狙われた問題

令和5年度 第2回(2024年2月実施) デザイン・サンプリング ランクA

問12

ろ過捕集法に用いられるメンブランフィルターに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ベリリウムや五酸化バナジウムの捕集に用いられる。
  2. (2)繊維状フィルターに比べ、サンプリング時の圧力損失が大きい。
  3. (3)捕集率は、種類やポアサイズ(孔径)の違いにより異なるが、一般に、繊維状フィルターよりも高い。
  4. (4)フィルター表面と内部で捕集される粒子の割合は、繊維状フィルターに比べ、フィルター表面で捕集される割合が大きい。
  5. (5)ポアサイズは、水の表面張力を利用したバブルポイント法により計測されたものであり、捕集できる粒子のおおよその大きさを表している。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)