作業環境測定士試験 過去問解説

定量下限の意味

ランクA デザイン・サンプリング・3回出題

正しい理解

検知管の定量下限は測定範囲の下限(最小目盛)であって、変色がわずかに認められる濃度ではない。

なぜそうなるのか

「見える」ことと「数値として信頼できる」ことは別。

この罠が狙われた問題

令和2年度 第1回(2020年8月実施) デザイン・サンプリング ランクA

問14

検知管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)検知管の検知試薬は、測定対象物質以外の物質にも反応するものが用いられることがある。
  2. (2)検知管吸引ポンプからの漏れを防ぐため、ピストン及びシリンダー内部にグリースを塗布する。
  3. (3)検知管の定量下限は、変色がわずかでも認められる検知限度のことである。
  4. (4)アクリロニトリルのほか、一定の特定化学物質については、妨害物質がない場合は、検知管で測定することができる。
  5. (5)直読式検知管の濃度目盛りは、温度 20 ℃ の場合の変色層の長さとして表示されている。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)