問3
25 ℃ における物質の溶解に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)塩化ナトリウムの水に対する溶解度は、エタノールに対する溶解度よりも大きい。
- (2)ベンゼンの水に対する溶解度は、クロロホルムに対する溶解度よりも大きい。
- (3)酢酸の水に対する溶解度は、四塩化炭素に対する溶解度よりも大きい。
- (4)水酸化ナトリウムの水に対する溶解度は、四塩化炭素に対する溶解度よりも大きい。
- (5)硫酸ナトリウムの水に対する溶解度は、四塩化炭素に対する溶解度よりも大きい。
正答 (2)
ベンゼンは無極性の物質なので、極性の大きい水にはほとんど溶けず、同じく極性の小さいクロロホルムにはよく溶けます。ベンゼンの水への溶解度の方が大きいとする選択肢2は誤りです。
「似たもの同士が溶け合う」が原則です。塩化ナトリウムや水酸化ナトリウム、硫酸ナトリウムのようなイオン性の物質や、極性の大きい酢酸は水によく溶け、無極性の四塩化炭素にはほとんど溶けません。
この問題で狙われた罠:溶解の原則(似たもの同士が溶け合う)
無極性のベンゼンは、水よりクロロホルムによく溶ける。
なぜ?
極性の近いもの同士が混ざりやすい。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)