問17
ガスクロマトグラフ分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)カラム温度が高いほど、ピークの分離度は小さくなる。
- (2)カラム温度が高いほど、保持時間は短くなる。
- (3)カラム温度が高いほど、キャリヤーガスの粘度は小さくなる。
- (4)試料気化室の温度は、通常、カラム温度よりも高めに設定される。
- (5)検出器の温度は、通常、カラム温度よりも高めに設定される。
正答 (3)
気体の粘度は、液体とは逆に、温度が高いほど大きくなります。「カラム温度が高いほどキャリヤーガスの粘度は小さくなる」とする選択肢3は誤りです。
液体は温度が上がるとさらさらになりますが、気体は分子の運動が激しくなって互いにぶつかる回数が増え、流れにくくなります。そのため、昇温分析ではカラム温度が上がるにつれてキャリヤーガスの流量が減ることがあります。
この問題で狙われた罠:カラム温度とキャリヤーガスの粘度
気体の粘度は温度が上がると大きくなる(液体と逆)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)