問18
正規分布及び対数正規分布に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)横軸を変数とし、縦軸を確率密度とすると、正規分布の曲線の形は、平均を中心として左右対称になる。
- (2)正規分布の算術平均値及び標準偏差をそれぞれ μ 及び σ とすると、この分布に従う変数がμ-σからμ+σ の範囲に入る確率は、およそ 68 % である。
- (3)正規分布の算術平均値及び標準偏差をそれぞれ μ 及び σ とすると、この分布の 95 % 上限値は、μ +1.645 σ である。
- (4)対数正規分布の幾何平均値と幾何標準偏差とは、異なる次元をもつ。
- (5)正規分布の母平均と母分散は互いに独立ではない。
正答 (5)
正規分布は、平均(母平均)と分散(母分散)の2つの値で形が決まり、この2つは互いに独立した値です。平均を変えても分散は変わらず、分散を変えても平均は変わりません。「互いに独立ではない」とする選択肢5は誤りです。
作業環境の濃度分布では、濃度が高いほどばらつきも大きくなる傾向がありますが、それは対数正規分布で近似する理由の一つで、正規分布そのものの性質とは別の話です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)