問5
化学物質等の性状及び挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)岩石を切断や研磨した際に生じる粉じんの遊離けい酸含有率を知るためには、もとの岩石の遊離けい酸含有率を測定する。
- (2)粒子状物質の空気中での沈降速度は、粒径の2乗に比例する。
- (3)めっきや充電などの電解を伴う工程では、ミストが発生することが多い。
- (4)1,4-ジオキサンは、脂溶性と水溶性をともに有している。
- (5)クロロホルムの極性は、四塩化炭素の極性より大きい。
正答 (1)
岩石を切断・研磨したときに生じる粉じんの遊離けい酸含有率は、もとの岩石の含有率と同じとは限りません。岩石の成分によって砕けやすさが違い、粉じんになる成分の割合が変わるためです。粉じんそのものを捕集して測定する必要があるので、選択肢1は誤りです。
作業環境測定で遊離けい酸の含有率を測るのも、空気中に浮遊している粉じんを捕集して分析するためです。
現在、管理者にて確認中「岩石の成分によって砕けやすさが違い、粉じんになる成分の割合が変わる」と理由を説明しています。確認中です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)