問14
相対濃度指示方法による測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)測定をする前に行う感度合わせのための標準散乱板値は、型式が異なればその値は異なるが、同じ型式であれば同じ値である。
- (2)同じ質量濃度であれば、粒径 5 µm の粉じん粒子の散乱強度は、粒径0.3 µm の粉じん粒子の散乱強度より小さい。
- (3)A 測定における1測定点の測定時間は、10 分未満でもよい。
- (4)光散乱方式の相対濃度計で鉱物性粉じんを測定する場合は、相対濃度計の吸引口に分粒装置を接続せずに行う。
- (5)粉じんの発生源の近くでは質量濃度変換係数の値は大きく、発生源から離れるに従ってその値は小さくなる傾向がある。
正答 (1)
相対濃度計の感度合わせに使う標準散乱板の値は、同じ型式であっても機器ごとに定められています。同じ型式なら同じ値とする選択肢1は誤りです。
標準散乱板の値は、その機器の感度を校正したときの値なので、機器ごとに違います。相対濃度計を使うときは、その機器に付いた値で感度を合わせます。
この問題で狙われた罠:標準散乱板の値は個体ごと
標準散乱板の値は同じ型式でも1台ごとに異なる。
なぜ?
散乱板の製作上のばらつきを個別に校正しているため。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)