問13
水中で青色を示す物質の可視部の吸光光度分析法による測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)光源には、タングステンランプを用いる。
- (2)石英セルを用いる。
- (3)回折格子により測定波長の光を取り出す。
- (4)測定波長の光は、青色である。
- (5)光電子増倍管で光強度を測定する。
正答 (4)
水溶液が青色に見えるのは、青色の補色にあたる橙色〜黄色の光を吸収し、残りの青色の光が透過しているからです。そのため、測定波長には、吸収される橙色〜黄色付近の光を用います。測定波長の光が青色とする選択肢4は誤りです。
「見えている色」は吸収されずに残った光の色で、「測る光」は吸収される光の色です。両者は補色の関係になります。
この問題で狙われた罠:吸収される光と見える色(補色)
青く見える物質は、補色の橙〜黄の光を吸収している。測定波長は見える色ではなく吸収する色。
なぜ?
見えている色は、吸収されずに残った光。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)