作業環境測定士試験 過去問解説
令和5年度 第1回(2023年8月実施) 鉱物性粉じん

問16

X 線回折分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)対陰極が Cu の X 線管球を用いて分析した場合、トリジマイト(単斜晶系)の主回折線(d:3.34 Å)は、2θ:26.66 °に出現する。
  2. (2)特性 X 線の波長は、K、L 系列ごとに異なるが、原子番号が大きくなると短くなる。
  3. (3)受光スリットの幅は、回折線の分解能に影響し、スリット幅を大きくすると回折線強度は増大するが、回折線はブロードになる。
  4. (4)モノクロメーターによってKβ線はほとんど除去されるが、Kβフィルターを用いた場合より回折X線の強度は弱くなる。
  5. (5)ゴニオメータの走査速度が標準的な速度より速いと回折線のピーク位置のずれや回折線強度の低下をきたすことがある。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)