問10
局所振動障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)振動工具を使用する作業では、レイノー現象などの末梢神経障害及び手指のしびれなど末梢循環障害が発生するおそれがある。
- (2)厚生労働省の「チェーンソー取扱い作業指針」によれば、日振動ばく露限界値は、5.0 m/s² である。
- (3)振動工具取扱い作業者に対する特殊健康診断を1年に2回実施する場合、そのうち1回は冬季に行うとよい。
- (4)レイノー現象を発症した場合は、振動負荷の頻度を少なくしても、改善するには長期間を要することがある。
- (5)厚生労働省の「チェーンソー取扱い作業指針」によれば、一連続の振動ばく露時間は、10分以内とする。
正答 (1)
振動障害では、レイノー現象は末梢循環障害、手指のしびれは末梢神経障害です。選択肢1は、2つの分類が入れ替わっていて誤りです。
振動工具取扱い作業者の特殊健康診断を年2回行う場合、そのうち1回は冬季に行うとよい(選択肢3)という正しい記述も、あわせて押さえておきましょう。
この問題で狙われた罠:末梢循環障害と末梢神経障害の取り違え
レイノー現象は末梢循環障害、手指のしびれは末梢神経障害。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)