問4
有害物質のB測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)最大濃度を示す可能性のある作業位置が複数あって、どの作業位置で最大濃度になるか予測できない場合は、それらのすべての作業位置で測定を行い、最大の測定値をB測定の測定値とする。
- (2)B測定はA測定の実施時間内に、実施しなければならない。
- (3)発散源に近接する場所で作業が行われている場合は、B測定が必要である。
- (4)発散源とともに労働者が移動しながら行う作業がある場合は、B測定が必要である。
- (5)B測定の試料採取方法と分析方法は、A測定と同じ方法を用いなければならない。
正答 (2)
B 測定は、有害物質の濃度が最も高くなると考えられる作業位置と時間に行う測定で、A 測定の実施時間内に行わなければならない、という決まりはありません。選択肢2は誤りです。
濃度が最も高くなる時間(原材料の投入時など)が、A 測定を行っている時間に重なるとは限りません。B 測定は、その時間をねらって行います。
この問題で狙われた罠:B測定の実施時間・実施の要否
B測定は濃度が最も高くなる時間に行い、A測定の時間外でもよい。発散源に近接する作業がある単位作業場所だけで行う。
なぜ?
目的が局所・短時間の高濃度の把握だから、時間も場所もそれに合わせる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)