問7
作業環境測定に使用する各器具及びその使用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)天秤は熱源や直射日光を避けた場所に設置する。
- (2)白金抵抗温度計は、2種類の導体接合部に温度に応じた起電力を生じるゼーベック効果を利用して温度測定を行う。
- (3)石けん膜流量計では、一定体積の気体が流量計の計量部を流れるのに要する時間を測定し、流量を計算する。
- (4)マイクロシリンジの計量目盛りは、針の部分の体積を含まない。
- (5)ガスの高圧容器の色は、法令により充塡するガスの種類に応じて定められている。
正答 (2)
白金抵抗温度計は、白金の電気抵抗が温度によって変わることを利用して温度を測るものです。2種類の金属の接合部に生じる起電力(ゼーベック効果)を利用するのは熱電対なので、選択肢2は誤りです。
マイクロシリンジの目盛りが針の部分を含まない(選択肢4)ことは、令和6年度第1回でも出題されています。
この問題で狙われた罠:温度計の原理(抵抗温度計・熱電対)
白金抵抗温度計は電気抵抗の温度変化を利用。ゼーベック効果を使うのは熱電対で、熱電対は範囲が広く応答も速い。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)