問12
酸素欠乏症、硫化水素中毒などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)硫化水素は、無色、腐卵臭の刺激性の気体で、高濃度では、意識消失、呼吸麻痺などが生じる。
- (2)第一鉄塩類を含有している地層に接するたて坑の内部での作業では、酸素欠乏症の危険がある。
- (3)汚水その他腐敗しやすい物質を入れてある槽の内部での作業では、酸素欠乏症及び硫化水素中毒の危険がある。
- (4)酸素濃度の測定では、測定値の幾何平均を求めて酸素欠乏の状態の有無を判定する。
- (5)酸素欠乏症発生時の救助活動では、救出作業に従事する労働者に空気呼吸器、酸素呼吸器又は送気マスクを使用させる必要がある。
正答 (4)
酸素欠乏かどうかは、各測定点の酸素濃度が 18 % 未満かどうかで判断します。幾何平均を求めて判定するものではないので、選択肢4は誤りです。
1か所でも酸素濃度が低い場所があれば、そこに入った人が酸素欠乏症になります。平均ではなく、最も危ない値で判断します。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)