問13
次の記述の[ ]に入る数値として適切なものは下のうちどれか。
「光散乱方式の相対濃度計により、鉱物性粉じんのB測定を10分間行った。バックグラウンド値は3cpmであり、この測定器による1cpmに対する質量濃度は、0.008mg/m³である。管理濃度を1.00mg/m³とした場合、相対濃度計の計数値が、[ ]カウントを超えていなければ第3管理区分とはならない。ただし、A測定の第2評価値は、管理濃度を超えていないものとする。」
- (1)188
- (2)1,250
- (3)1,280
- (4)1,875
- (5)1,905
正答 (5)
B 測定値が管理濃度の1.5倍(1.50 mg/m³)を超えなければ、第3管理区分にはなりません(A 測定の第2評価値は管理濃度以下とする)。
1.50 mg/m³ に当たる正味の相対濃度 = 1.50 ÷ 0.008 = 187.5 cpm
バックグラウンド 3 cpm を加えた計数率 = 190.5 cpm、10分間の計数値 = 190.5 × 10 = 1,905 カウント
よって(5)が適切です。バックグラウンド値を加え忘れると 1,875(選択肢4)になります。
この問題のひっかけパターン:B測定の計算(カウント数と質量濃度変換係数)
B測定値の上限は管理濃度の1.5倍。質量濃度を、質量濃度変換係数で割って相対濃度(cpm)にし、バックグラウンドを足して、測定時間を掛けるとカウント数になる。
なぜ?
手順:1.5×管理濃度→÷K→+バックグラウンド→×時間。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第2回・2017年2月実施)