問14
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)可視部の測定には、光源としてタングステンランプを用いる。
- (2)ダブルビーム方式では、測定対象物質の溶解に用いた溶媒の吸収を補正できる。
- (3)分析を妨害する成分は、あらかじめこれを分離、除去するか又はマスキングする。
- (4)吸光度の測定は、通常、極大吸収波長で行う。
- (5)モル吸光係数は、光路長に比例する。
正答 (5)
モル吸光係数は、物質と波長(と溶媒)で決まる値で、光路長には関係しません。光路長に比例するのは吸光度なので、選択肢5は誤りです。
この問題のひっかけパターン:モル吸光係数の単位
L·mol⁻¹·cm⁻¹。
なぜ?
ε=A÷(c×l)で、吸光度Aは単位を持たないから。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第2回・2017年2月実施)