作業環境測定士試験 過去問解説

沸点・蒸気圧・融点・分子量の比較

有機溶剤・原理・過去12回中4回、関連する論点が出題

原理

分子量が大きく、分子間力(水素結合など)が強いほど、沸点は高く、蒸気圧は低い。沸点が低い物質ほど、同じ温度での蒸気圧が高い。

この原理で解ける論点は6個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 有機溶剤 得点必須A原理で解く

問2

常温・常圧(25℃,1気圧)における有機溶剤の物性等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)酢酸エチルの蒸気圧は、トルエンの蒸気圧より大きい。
  2. (2)1-ブタノールの融点は、イソブチルアルコールの融点より高い。
  3. (3)シクロヘキサノンの密度は、イソプロピルアルコールの密度より大きい。
  4. (4)アセトンの沸点は、n-ヘキサンの沸点より高い。
  5. (5)二硫化炭素の分子量は、N,N-ジメチルホルムアミドの分子量より大きい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)