作業環境測定士試験 過去問解説

検量線法・内標準法・標準添加法

有機溶剤・原理・過去12回中6回、関連する論点が出題

原理

検量線法は、標準液の濃度と応答を結び、測定のたびに作成する。内標準法は、注入量などの変動を補正するため、目的物質によく似た内標準物質を使う。検量線の範囲を超えたら、希釈する(外挿しない)。

この原理で解ける論点は6個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(4問)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 有機溶剤 得点必須S原理で解く

問20

ガスクロマトグラフ分析法に用いる検量線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)標準溶液は、対象の標準物質を脱着溶媒で適切な濃度範囲内に希釈したものを用いる。
  2. (2)内標準法で用いられる内標準物質には、目的物質と物理的・化学的によく似ているが、実際の試料中に含まれず、かつ、測定を妨害しない物質を選択する。
  3. (3)比較的高濃度の溶液を標準原液として冷暗所に保管し、検量線作成の都度、適切に希釈して標準系列液を調製する。
  4. (4)内標準法では、ガスクロマトグラフに導入した試料の体積を正確に測定する必要はない。
  5. (5)検量線範囲を超えた高濃度の試料液については、検量線を外挿して定量値を求める。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) 有機溶剤 得点必須S原理で解く

問20

ガスクロマトグラフ分析法に用いる検量線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)標準溶液は、対象の標準物質を脱着溶媒で適切な濃度範囲内に希釈したものを用いる。
  2. (2)比較的高濃度の溶液を標準原液として冷暗所に保管し、検量線作成の都度、適切に希釈して標準系列液を調製する。
  3. (3)検量線の適用範囲は、標準系列液の濃度の上限と下限の間にあり、かつ直線とみなせる範囲である。
  4. (4)内標準法で用いられる内標準物質には、目的物質と物理的・化学的によく似ているが、実際の試料中に含まれず、かつ、測定を妨害しない物質を選択する。
  5. (5)内標準法では、ガスクロマトグラフに導入した試料の体積を正確に測定する必要がある。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 有機溶剤 得点必須S原理で解く

問20

ガスクロマトグラフ分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)測定により求められた数値は有効数字を考慮して表す。
  2. (2)検量線範囲を超えた高濃度の試料液については、検量線を外挿して定量値を求める。
  3. (3)内標準物質には、目的物質と物理的・化学的によく似ており、測定を妨害しない物質を選択する。
  4. (4)GC-MSを用いる場合には、定性された対象成分のマススペクトルから代表的なイオンを選んで、検量線を作成する。
  5. (5)検量線は、測定の都度、作成する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 有機溶剤 得点必須S原理で解く

問20

ガスクロマトグラフ分析に用いる検量線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)検量線範囲を超えた高濃度の試料液については、検量線を外挿して定量値を求める。
  2. (2)標準液は、対象の標準物質を脱着溶媒で正確な濃度に希釈したものを用いる。
  3. (3)検量線は、測定の都度、作成する。
  4. (4)内標準法で用いられる内標準物質には、目的物質と物理的・化学的によく似ているが、実際の試料中に含まれず、かつ、測定を妨害しない物質を選択する。
  5. (5)内標準法では、ガスクロマトグラフに導入した体積を正確に測定する必要はない。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)