作業環境測定士試験 過去問解説

労働衛生対策は、発生源に近いものほど優先

労働衛生一般・原理・過去23回中11回、関連する論点が出題

原理

対策は、①発生源をなくす・減らす(代替・密閉)→②経路で断つ(局所排気・遮音)→③人を守る(保護具)の順に優先する。保護具は最後の手段。

この原理で解ける論点は4個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和5年度 第2回(2024年2月実施) 労働衛生一般 得点必須A原理で解く

問13

騒音に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)人間が聴くことができる最も小さな音圧は 20 μPaであるとされ、この音圧は、音圧レベルを表す際の基準音圧として用いられている。
  2. (2)騒音レベルの測定に用いる騒音計の周波数重み付け特性 A は、人の聴力の感度が音の周波数によって異なるため、物理的な音の大きさを人が感じる音の大きさとして表すようにしたものである。
  3. (3)等価騒音レベルは、時間的に変動する騒音レベルのエネルギー的な平均値を表す量で、dBで表す。
  4. (4)騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の蝸牛の中の有毛細胞が変性することにより起こる。
  5. (5)騒音防止対策は、大別して、受音者対策、伝ぱ経路対策、音源対策の3つがあり、この順序で実施するが、必要に応じ、これらの複数を組み合わせて実施する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)