作業環境測定士試験 過去問解説

ダクトの圧力損失と風量・風速

労働衛生一般・原理・過去23回中18回、関連する論点が出題

原理

風量=ダクトの断面積×風速。圧力損失は、風速の2乗に比例し、ダクトが長いほど、曲がりが多いほど、断面が円形から離れるほど大きい。

Q = A × v

この原理で解ける論点は2個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和2年度 第2回(2021年2月実施) 労働衛生一般 得点必須S暗記で解く

問16

局所排気装置等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)外付け式フードでは、熱による上昇気流がある場合などを除き、一般に、上方吸引型より下方吸引型の方が有効である。
  2. (2)囲い式フードの制御風速とは、フード開口面における最小風速をいう。
  3. (3)排風量一定のもとでは、ダクトの断面積を大きくすると、圧力損失は小さくなるが搬送速度は遅くなる。
  4. (4)空気清浄装置を付設する局所排気装置では、空気清浄装置は、フードに接続した吸引ダクトと排風機の間に設ける。
  5. (5)ダクトの断面積が同じである場合、断面が円形のダクトは長方形のダクトに比べて圧力損失が大きい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)