作業環境測定士試験 過去問解説

X線の吸収補正

分析に関する概論・原理・過去23回中5回、関連する論点が出題

原理

試料自身が、X線を吸収するので、試料の量が多いほど、回折線強度が、量に比例しなくなる。基底標準の強度の変化から、補正する。

この原理で解ける論点は1個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和元年度 第2回(2020年2月実施) 分析に関する概論 何とか得点B原理で解く

問19

X線回折分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)測定試料は、一般に粒径が 1 µm ~ 10 µm の粉末が適当である。
  2. (2)測定試料量の多少にかかわらず、質量吸収補正は必要としない。
  3. (3)作業環境測定では、フィルターに捕集した試料をそのまま測定する。
  4. (4)結晶物質の定量は、回折線の強度の測定で行う。
  5. (5)X線の回折角の測定には、ゴニオメーターを用いる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第2回・2020年2月実施)