作業環境測定士試験 過去問解説

短時間測定の積み上げは平均(10分間値)

ランクA デザイン・サンプリング・3回出題

正しい理解

検知管5本や圧電天秤2分×5回のように短時間測定を10分間に並べた場合は、その平均をB測定値とする(最大値・幾何平均ではない)。

なぜそうなるのか

B測定値は「最も高い時間帯の10分間の濃度」なので、短時間値を並べたらそれをならす。

この罠が狙われた問題

令和8年度 第1回(2026年8月実施) デザイン・サンプリング ランクA

問4

有害物質の B 測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)B 測定は、A 測定を補完するための測定であり、有害物質の発生源に近接する場所において作業が行われない場合は、B 測定を実施しなくてもよい。
  2. (2)測定点の高さは、A 測定同様、作業中の労働者の呼吸域における有害物質の濃度を把握することを考慮し、床上 50 cm以上 150 cm以下とする。
  3. (3)分粒装置を使用して捕集することとされている特定化学物質は、B 測定においても分粒装置を使用して捕集する。
  4. (4)検知管5本を用いても測定時間の合計が 10分に満たない場合は、10分の間に均等な間隔をおいて測定した5本の検知管の指示値のうち、最大値をB 測定値とする。
  5. (5)B 測定を行う必要がある単位作業場所で、連続する2作業日にわたって測定を行う場合は、第1日目と第2日目ともに B 測定を行い、最大値を B測定値とする。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)