作業環境測定士試験 過去問解説
令和7年度 第2回(2026年2月実施) 労働衛生一般 ランクA

問14

酸素欠乏症及び硫化水素中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)人が正常な機能を維持するために必要な空気中の酸素濃度の下限は16 %程度であり、空気中の酸素濃度が 10 % 程度以下になると、意識喪失やけいれんが現れる。
  2. (2)酸素欠乏症の症状は、重筋労働中や疲労時、二日酔いの場合には重症化する傾向にある。
  3. (3)木材チップなど加工した木材は酸素を消費しないため、酸素欠乏の原因となることはないが、伐採後、日の浅い原木は酸素を消費するため、このような原木を集積した倉庫内や運搬船の船倉内は酸素欠乏状態になることがある。
  4. (4)汚水や汚泥の処理作業では、硫化水素が空気中に放出され、硫化水素中毒を生じることがある。
  5. (5)硫化水素による急性又は亜急性中毒により一命をとりとめた場合、後遺症として頭痛、発熱、悪寒などが長期間続いたり、肺炎や循環器障害などを併発することがある。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)