作業環境測定士試験 過去問解説
令和7年度 第2回(2026年2月実施) 労働衛生一般 ランクC

問12

局所振動障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)振動が人体に与える影響は、振動周波数によって異なり、12 Hz前後で最も大きく、振動周波数がこれより大きくても小さくても影響は小さくなる。
  2. (2)振動障害は、チェーンソーなどの振動工具によって生じる障害で、末梢神経障害や末梢循環障害がみられる。
  3. (3)振動障害によるレイノー現象は、寒冷にさらされることなどにより、手指が発作的に蒼白になる現象で、回復時にはしびれを伴うことがある。
  4. (4)振動障害に係る健康診断は、末梢の循環系や神経系が周囲の寒冷環境の影響を受けないよう、冬季に実施することは避けるようにする。
  5. (5)周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値 ahv が 5.0 m・s⁻² の振動工具を用いて作業を行う場合、この振動工具を使用する作業者の日振動ばく露量 A(8) = ahv × √(T/8) を日振動ばく露対策値である 2.5 m・s⁻² 以下とするためには、作業時間 T を2時間以下とする必要がある。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)