問2
「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

- (1)各危険有害性クラスには、危険有害性の大きさにより区分された、区分1から区分4までの4つの危険有害性区分がある。
- (2)危険有害性を表す絵表示には9種類あるが、このうち、健康に対する有害性に関するものは4種類である。
- (3)複数の危険有害性を持つ化学品の場合、複数の絵表示を表示することが原則であるが、健康に対する有害性の絵表示を付す場合には優先順位があり、下の㋑の絵表示を付した場合には、下の㋺の絵表示は付さない。(図を参照)
- (4)ラベルに記載する注意喚起語には、「警告」と「危険」の2種類があるが、「危険」を適用する場合には、「警告」は使用しない。
- (5)安全データシート(SDS)に記載すべき事項には「その他の情報」を含む16項目あり、これらの項目の番号、項目名及び順序を変更してはならない。
正答 (1)
GHS の危険有害性区分の数は、危険有害性クラスごとに違います。急性毒性のように区分1〜5まであるもの、発がん性のように区分1(1A、1B)と区分2のもの、区分が1つしかないものなどがあり、全てのクラスが区分1〜4の4つに分かれているわけではありません。選択肢1は誤りです。
どのクラスでも、区分1が最も危険で、数字が大きくなるほど危険性は小さくなります。区分の数と、数字の向きをあわせて押さえておきましょう。
この問題で狙われた罠:GHSの区分(数字が小さいほど危険)
区分1が最も危険で、数字が大きいほど程度は小さい。クラスが違えば区分が同じでも危険性は比べられない。区分の数はクラスで異なる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)