問19
測定誤差に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)系統誤差には、個人の習慣により、常に目盛りを小さめに読むことによる誤差が含まれる。
- (2)系統誤差は、その原因を明らかにしても補正することができない。
- (3)一つのサンプルを同一条件で繰り返し測定したとき、測定値がばらつくのは、偶然誤差のためである。
- (4)測定値の偶然誤差は、一般に、標準偏差で表す。
- (5)測定機器の指示値を記録する際に書き違えることは、過失誤差である。
正答 (2)
系統誤差は、測定器の目盛りのずれや測定者のくせなど、一定の方向にかたよる誤差です。原因が分かれば、補正して取り除くことができます。「原因を明らかにしても補正できない」とする選択肢2は誤りです。
補正できないのは偶然誤差の方で、偶然誤差は測定の回数を増やして平均することで小さくします。系統誤差は補正、偶然誤差は回数、と対策をセットで覚えておきましょう。
この問題で狙われた罠:系統誤差は補正できる
系統誤差は原因が分かれば補正できる。偶然誤差は補正できず、測定回数を増やして小さくする。
なぜ?
系統誤差は一定方向のずれなので、原因が分かれば差し引ける。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)